バレル研磨での問題と解決方法 その2

バレル研磨後の表面が黒ずんでいる場合など御座いませんでしょうか?

ここでは、バレル研磨後の黒ずみの対策方法についてご説明いたします。

 

原因

1、バレル研磨前の脱脂洗浄が不十分である。

2、研磨石(メディア)が汚れている。

3、バレルポット内が汚れている。

4、コンパウンドが不適当。

5、研磨時間が長時間。

 

解決方法

1、バレル研磨前にクリマックス K5やTWなどで十分に洗浄するか、油分が多い場合など別作業にて前処理洗浄を十分に行うこと。

2、研磨石(メディア)を共擦りしながら、クリマックスK5やTWを添加し、15~20分ほど研磨運転をさせ洗浄してください。

3、コンパウンドを適正なものに変更する。 例えば、アルミ・真鍮の部品に鉄鋼用のA1など使用すると黒ずむことがあります。

4、研磨時間の変更。もしくは、時間を分けて研磨する。

 研磨時間が長くなると如何なる部品でも黒ずんできます。 通常のバレル研磨の場合以下の通りを目安としてください。

回転バレルの場合 6~8時間以上つづけると黒ずむ。

振動バレルの場合 2時間以上つづけると黒ずむ。

遠心バレルの場合 1時間以上つづけると黒ずむ。

 

その為、長時間の研磨が必要な場合、以下の手段を取ってください。

1、コンパウンドを規定量以上にいれてください。

2、回転バレルの場合、回転数を少なくする。 もっとも効果的な方法は、作業性は悪くはなりますが、一定時間運転後、一度運転を停止し、バレル内の研磨石と部品を洗浄し、新たにコンパウンドを添加してから作業を続けてください。

 

もし黒ずんでしまった場合、次の方法によって白く戻すことが出来る場合があります。

1、コンパウンドK5やTwを使用して、10~15分ほど洗浄研磨する。

2、特に酷い場合は、水1ℓに当たり0.2gのシアン・カリ溶液にて酸洗いする。

(注意)シアン・カリは、毒物の為、取り扱い関係法令よく読むこと。

又、アルミ・亜鉛合金の場合で明白な色に仕上がらない場合70~80℃のシアン・カリ溶液で酸洗いしてください。

 

 


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